1636　『デジタルトランスフォーメーション経営』

◇1636　『デジタルトランスフォーメーション経営－生産性世界一と働き方改革の同時達成に向けて』　＞株式会社レイヤーズ・コンサルティング／ダイヤモンド社（2017.12.27）「デジタルトランスフォーメーション」のことを「ＤＸ」と表現したりするらしい。そのＤＸを生産性向上、働き方改革という流行り言葉につられて購入してしまった。最近、少々小難しい本を読むことが多かったので、本書のようなビジネス書はすらすらと読了することができた。300ページを２時間弱というペース。最近、読書のスピードが落ちたように感じていたが、本の内容によって左右されるということがよく分かった。さて、内容的には非常に興味深いのだが、日々のニュースや新聞記事に注意して目を向けていれば、ある程度は知っている内容であろう。しかしながら、本書の特徴は、そういった皆が知っているニュースを体系的に整理した点にあるのではなかろうか。コンサルタント会社が編著だけあって、ロジックがすっきりしている。既知の内容と明確なロジックであれば、読み進めるのが容易なのも頷ける。私にとっては既知の情報が多かったので、本書については要約ではなくキーワードを箇条書きするに留めておきたい。・労働生産性＝付加価値（労務費を含む）÷（就業者数ｘ労働時間）・日本の労働生産性は低いが、改善の余地も大きいということ。・「ぶっ飛んだ事業戦略」・５Ｗ１Ｈで壁を破る。W

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