例えば中学生の子供Aが親Xから年間 24,000 円のおこづかいを贈与されるとする。そしてAにこのおこづかいを1年先か今現在かいつ欲しいか聞いてみたら何と回答するだろうか。禅僧の説教する「今を生きよ」ではないが今すぐ欲しいと答えるに違いない。機会費用とか難しい事を考慮するまでもなく本能的に分かるものである。 そこでこう条件を変えてみよう。1年後には 24,000 円を贈与するが今すぐ欲しい場合は 22,000 円に減額すると。さてどう回答するだろうか。中学生と大人では目先のお金の価値に対する評価に違いがあるのが普通とは思うがその個人の状況次第では大きくも小さくもなることは想像に難しくない。特定個人の機会費用については画一的に語る事はできないのだ。ただし金融面に限れば損得勘定で機会費用を語る事は可能である。今日は上記の例に絡めてこれを考察する。 金融において、機会費用とはある金額をある期間国債で運用した場合いくらになり、運用しなかった場合との差額はどれだけのものになるかという事である。言い方を変えれば、未来のある金額を現在の価値にしたらいくらになるかという事である。これを数式に表すと以下になる。$$FV = PV (1 + i)^n (1)$$続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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