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石油の話#09/熾烈なマーケット争い

大地から染み出る黒い液を精錬し、これを灯油として販売するという方法はアメリカで始まったものだ(バクーの人々は違うという。我々の方が200年早いと)。そしてそれ用の専用ランプを開発したのもアメリカだった。その急速に育ったアメリカ国内マーケットを、スタンダードオイル/ロックフェラーがお家芸である協定裏切り、賄賂、産業スパイ、価格戦争、ゴシップと誹謗中傷でほぼ独占したのが1870年代1880年代の米石油業界だった。もちろんロックフェラーはそのまま販路を欧州/英国に広げた。石油を使用したランプは圧倒的な販売力を持っていたのである。その二匹目のドジョウを狙ったのがノーベル兄弟だった。そしてすぐさま現れた三匹目のドジョウ狙いがロスチャイルドがBNITOである。欧州マーケットはあっという間に彼らよって蚕食されていった。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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