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家庭用再エネの普及の秘策はナッジ(心理学)にあり

経済ニュース
いささか下品な話ですが、男性の方は海外の空港などで、お手洗いの小便器の内側に一匹のハエの絵が描かれているのを見たことはないでしょうか。実はあれ、「ナッジ」という高度な手法が隠れているのです。「人は的があると、そこに狙いを定める」という心理を応用して、清掃のコストを減らすために、小便器を正確に利用するよう導いているのです。1999年にオランダのスキポール空港が初めて導入しました。
ナッジ(nudge)を直訳すると、「ヒジで軽く突く」という意味ですが、「人は必ずしも合理性だけで行動しない」という理論に基づいて、「小さなきっかけを与えて、人々の行動を変える」ことを目指すものです。2017年にはシカゴ大学のリチャード・セイラー教授がナッジ理論でノーベル経済学賞を受賞するなど、最近世界的に注目を集めています。日本でも、環境省が日本版・ナッジユニットを作って色々な施策を展開しています。
環境省サイトより
実はこれ、FITが切れた後にも家庭での再生可能エネルギーを普及させるのに、大いに役に立つと私は思うのです。以下その理由を説明します。
FITすなわち再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。2019年度の家庭用太陽光発電の買取価格は24から26円で、電力会社の電気料金とほぼ同じ水準です。つまり、家

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