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海外に住む日本人の「日本嫌い」

経済ニュース
米国出身の日本文学者、ドナルド・キーン氏が24日亡くなった。96歳だった。日本文学が世界で読まれるようになった背景には同氏の功績があったことは疑いない。川端康成や谷崎潤一郎、三島由紀夫ら文壇の大家と交流し、日本文学を英訳して世界に紹介していった。
▲ドイツ語圏最古、最大の総合大学、ウィーン大学の正面(2013年4月撮影)
時事通信のキーン氏の功績を紹介する記事を読みながら、日本人はキーン氏に感謝してもしきれない恩を受けたという思いが湧いてくる。日本語は異国人にとって学ぶにも容易ではない言語だ。その日本語、日本文化にキーン氏は惹かれ、最後は日本国籍を取得し、日本の土になった。
ところで、海外には日本学科を開講している大学がある。そこには現地の教授が学生たちに日本語やその歴史、文化を紹介する一方、現地在住の日本人の先生がその補助をしている。ドイツ語圏最古・最大の総合大学、ウィーン大学にも日本学科がある。
1980年代、90年代にかけ、ウィーン大学日本学科には2人の教授がいた。1人は主任のS教授、もう1人はP教授だ。S教授は授業では日本社会の公害が如何にひどいか、社会の腐敗などを紹介し、日本を厳しく批判していた。一方、P教授は江戸時代の日本文学を紹介していた。
S教授と会見し、日本学科について取材したことがあった。同教授の口からは日本社会、文化の良さについての話は飛び出さなかった。「教授

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