インド出身のマネジメント・グールー、故C. K. プラハラッドによれば、新興国のBOPの購買力は「世界で40億人、5兆ドル」だという。先進国企業は、この市場に魅力を感じつつも、この層の所得に合わせた価格では製品やサービスを提供できなかったり、BOPの生産者から調達しようにもロジスティックスや研修などのコストで引き合わなかったりと、参入にはさまざまなハードルが存在している。賢明な企業はこれを乗り越えるため、さまざまな手を尽くしている。たとえば、手元の現金が少ないという問題には、従量制課金やクレジットの利用を進めたり、ロジスティックスの問題には、地元機関と組んでチャネルを開発したりしている。本稿では、インドやアフリカで実施されている700以上のイニシアティブについて調査を実施し、新市場を開拓する方法を紹介する。
Source: ハーバード
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