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2023年10月17日付経済教室「再考セーフティーネット(上) 正規雇用前提の制度見直せ」

日本のセーフティネットは正規雇用者を念頭に作られている。そのため非正規雇用者は正規雇用者と比べて不利なところがある。例えば国民年金の保険料は定額になっているので低所得だと負担が重くなる。国民健康保険も定額部分があり、家族の人数に応じて高くなる部分があり負担が重くなる。このように所得が同じでも非正規雇用だと正規雇用より不利になりやすい。対応策として筆者は非正規雇用者に被用者保険の適用拡大を指摘している。しかし企業側が保険料の負担を嫌がり非正規雇用が増えたという面もあるので企業側は歓迎しないだろう。保険料の増加を抑えるため、労働時間を抑えるようなモラルハザード的な就業調整がなされることも考えられる。このため筆者は税と社会保険料を合わせ技で改革する案を主張する。低所得者の支援の軸足を所得控除から税額控除に移行し、控除した税を社会保険料の支払いにあて、保険料の拠出実績を残す。これにより保険料の支払いに苦慮する低所得者をセーフティネットの枠内にとどめられるという。正規雇用者前提の見直しを求める筆者の主張は納得できる。低所得者を守るためのセーフティネットなのに低所得者の割合が多い非正規雇用者を前提にしていない制度は明らかに問題であり早急な対応が必要だ。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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