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“権力”(パワー)というものを考えるときそれは、人物に備わっており、その人物に神秘に満ちたカリスマ的な要素が働いていると思われることが多い。もちろん、まぎれもなく、そうだといえる人もいる。この種の人物は、他人が自分をどう見ているかという視点から権力をひき出している。しかし、著者によれば、組織の中にあって、権力は人にかかわる問題であることはあまりなく、むしろ地位にかかわる問題であるという。著者は、生産的な権力と専制的な権力の差を描写して、前者は外からの供給、支援、情報に開いたチャネルを持つことの関数であり、後者はこのようなチャネルが閉ざされていることの関数であると主張する。そしてつぎに、往古から権力が喪失している3つの地位:第一線現場管理者(監督者)、スタッフ専門職、そして驚いたことに最高経営幹部、について記述している。これらの地位は、情報と供給のチャネルをたえず開けておくことが難しいために、権力喪失になってしまうことがあるのだ。これらの地位が権力喪失になることが組織にとって危険であるとみる著者は、権力喪失という落し穴を排除するために、管理者が自分たちの組織を再構成、再編成すべきだと力説する。
Source: ハーバード

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