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田舎生まれ、田舎育ち、現在は地方都市に暮らしている松本ミゾレである。田舎は良いもので、人も少ないし、人間が好きではない人にとっては暮らしていてストレス負荷もまた少ないということになる。
空気が美味しいとか、自然が綺麗とか、そういうのはそれが当たり前になっちゃってるので、都会の金持ちが成城石井でお買い物するのが普通になっているのと同じで、その素晴らしさとかはイマイチ理解できない。
なにより僕は全然仕事をしないのでお金の貰いも少ないんだけど、田舎で暮らしているからこそ収入が低くてもやっていけるみたいなところがある。
だってまず家賃が安い。今住んでる戸建て、2階建てで家賃2万なんだもの。築年数こそ凄いことになってるし雨漏りもするけど、それでも2万はやっぱり安い。
若い頃、横須賀のJR横須賀中央駅から徒歩3分ぐらいのマンションに住んでたけど、あの頃は家賃を払うために仕事をしているような感覚だった。別に今思うとそんなに法外な価格ではないけど、それでも田舎の家賃に慣れ過ぎてると高く思えるのだ。そもそも実家は市営住宅だったし、余計にその価格帯の違いに目を回してしまって。
なので僕は都会より田舎の方が生活費は掛からないと考える立場なんだけど、これも異論はさまざまあるようだ。（文：松本ミゾレ）
田舎は田舎でお金はかかるという声も
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「田舎暮らしはお金かからない？」文化的な生活を営もうとすると意外と安くはない
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