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世界で進む「GDP神話」の見直し、一方日本は

 調べたところ、世界ではGDPに代わる「豊かさ指標」の研究が、すでに10年前から活発に進められていました。OECD(経済協力開発機構)には「経済実績と社会進歩の計測に関するハイレベル専門家グループ」が設置されていて、そこでは「現在の我々の行動を変えるためには、経済実績を測定する方法(=GDP)そのものを変更しなければならない」という問題意識に立って、「GDPで測れないために無視されてきた問題の最たるものが、不平等の拡大と環境問題である」という認識から出発しています。 以前私が提起した経済指標<持続可能な経済成長=(GDP成長)ー(CO2排出量など環境劣化)>についても、私が気づくようなことなことは、当然ながら誰かが考えていたわけで、国連の中では10年以上前から「グリーンGOP(EDP)」として検討が進んでいました。しかし、このグリーンGDPは、自然界の様々な要素をどのように金銭換算するかや、環境コストを貨幣換算することが難しいこと、国によって基準が不統一(利害調整が難しい)なことなどが原因で、新しい経済指標にする試みは難航している模様です。SDGsの中に「脱原発」が織り込まれなかったのと同じですが、OECD参加国の間の意見の調整ができないんですね。 国連統計部が独自の基準で日本のグリーンGDPを算出した資料がありましたので、参考までに掲載しておきます。公害対策などで環境投資を増やし

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