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「新・中小企業」論 〜5回の開催で目撃した日本の希望〜

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全国各地の未来ある中小企業を発掘すべく、Forbes JAPANと電通が立ち上げたプロジェクト、その名も「スモール・ジャイアンツアワード」。5年目という一つの節目の審査を終えた、Forbes JAPAN編集長の藤吉雅春氏による寄稿をお届けします。


従来のカテゴリーでは説明ができない新たな企業群が日本には確実に存在する。
それらに重なるのは、ユニクロ・柳井正氏、ヤマト運輸・小倉昌男氏ら偉大な経営者たちの姿だ。

組織の規模感を超越した価値を創出する「新・中小企業」

 

「新・中小企業」というカテゴリーを世に提唱すべきではないか。なぜなら、大企業や中小企業という組織の規模感・サイズを超越した企業があるからだ。同業他社とは明確に一線を画すインパクト──新たな市場を創造し、後続する参入者を生み出す企業こそ、私たちがスモール・ジャイアンツと呼ぶ新・中小企業だ。

日本はそんな企業を生んできた歴史がある。1963年のベストセラー『危ない会社』という神戸大学の占部都美教授の本で名指しされたのが、現在のヤマト運輸である。すでに上場していたが、経営は厳しく、同業他社に差をつけられていた。1971年に社長に就任した小倉昌男氏が目を付けたのが、子どもに荷物を送りたい親心だ。これは常識外れの発想だった。宅配は郵便局という官の独占事業であり、民間の運送業者は

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