危機感と使命感

今年、企業様をご支援する中で、社歴の長い企業様でありながら、ベンチャー並みの新規事業にチャレンジされる企業様にもお会いしてきました。中には、事業計画作成や資金調達のご支援をさせて頂いた企業様もありますが、そうした企業様に共通して感じるのは、社長様の事業を通じて業界や社会を変えていきたいという意思でした。このままではいけない、という思いもあったと思いますが、それ以上に業界の惰性を打破し、よりお客様や社会により良いものを届けたいという意思が原動力にあったと感じます。最近、よく変化する為には危機感と使命感の両方が大事なように思うことがあります。このままの状況ではよくない、という危機感も大事ですが、危機感だけでは危機がされば無くなってしまいます。外的要因で危機が過ぎ去ることもあります。そもそも危機だと感じるレベルも人それぞれでしょう。しかし、使命感は、危機のように外的要因で去るものでもありません。それは思いがあって高く掲げられるものであり、高く掲げられるからこそちょっとしたことで到達するものでもないでしょう。それくらいの使命感が原動力になるときには、大きなエネルギーが生まれるのではないかと思います。この国には、非常に豊かな物的・人的資源がまだまだあるはずです。そうした資源を活用して将来を切り拓こうとする企業様に来年もまたお会いできればと思いますし、当社としても少しでもご貢献できればと思いま

リンク元