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山田稔「書籍編集者が教える出版は企画が9割 仕事につながる出版とつながらない出版」

・本書は、書籍編集者として1000冊以上の出版に関わり、出版コンサルタントとしても全国津々浦々から200名以上の著者を輩出した著者が、出版してビジネスを加速させるために必要なノウハウを抽出し、それを初心者にも分かりやすく体系化してまとめた1冊。・商業出版を目指すのであれば、まずは出版物について知ること。「商業出版」とひと言でいっても、出版物にはさまざまなジャンル(写真集・エッセイ・文芸・一般書など)があり、それぞれ、企画の考え方や本の作り方、販促方法などがまったく違う。編集部が異なると、同じ出版社の編集者であっても、部署の垣根を越える話に関してはよくわからない。編集者だからと言って出版についねなんでも知っているわけではない。・ベストセラーを狙う一般書より手堅い実用書が狙い目である。一般書は大変なわりに実利につながりにくいという現実があるから。その理由は、①参入障壁が高い②読者が増えても本業の実利にはつながりにくい③多くの著者が一発屋で終わってしまい?継続して出版することが難しいの3つである。(詳細については本書をご覧ください)・商業出版を目指すなら電子出版に手を出さないこと。①編集者が介在しないクオリティになる(もちろん編集者を介在することは可能だが、その分コストがかかる)②ブランディングになりづらい(というよりその効果はほとんど得られない)③お金を出して出版したというレッテルが貼

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