客室稼働率が前年（2020年）を下回る～2021年９月の宿泊旅行統計調査

一昨日（10/29）、観光庁の「宿泊旅行統計調査」の2021年８月分が公表されましたので、ポイントをまとめさせていただきました。前年比は実勢をつかむのに役立たない指標になっていますので、引き続き、稼働率に注目します。宿泊施設稼働率が2020年を下回る　９月の宿泊施設稼働率は31.3％と８月の36.2％から4.9ポイント低下しました。前年（35.9％）を下回り、例年の60％近辺に比べると半分程度です。東京都と沖縄県に加えて、8月から埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府が緊急事態宣言下に入り、9月も継続したことが影響していると思われます。前年はGo to トラベル事業によって宿泊需要が上向き始めていました。　観光需要中心の「シティホテル」の稼働率は、８月の35.6％から9月は26.2％へと9.4ポイントもの低下。例年の稼働率、８割の半分以下です。「ビジネスホテル」の稼働率は、８月の43.8％から９月は40.3％へ低下しました。ともに、前年の水準を下回っています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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