ヘルステックを“意識高い系”サービスから、全ての人のインフラに
へルスケア領域の新潮流を専門家との対談でひもとく本企画。「予防医療」をテーマにした第1回、「20代男性のヘルスケア意識」を深掘りした第2回に続き、今回取り上げるのは「PHR(Personal Health Record)とヘルステック」。
PHRとは、個人が自らの医療・健康データを収集し、管理する仕組みのこと。海外ではヘルステック分野への活用が幅広い領域で積極的に進められており、特に、健康増進・コンディショニング・予防領域において、その活用効果が注目されています。
しかし、「ウェルネス1万人調査」によると、個人の健康データを活用したヘルステック事業のポテンシャルは見込めるものの、米国に比べ予防意識が低いことも影響し、国内市場への浸透率はまだまだ低いのが現状です。
今後、PHR、個人の健康データを用いたヘルステック事業は、健康増進・コンディショニング・予防領域で、どのような形で日本に広がっていくのでしょうか?そのために乗り越えなければならないハードルとは?
ヘルステック分野のスタートアップとして注目を集めるユカシカド代表取締役兼CEOの美濃部慎也氏に、電通ヘルスケアチームの山内明子がインタビューを行いました。
※ウェルネス1万人調査とは:生活者の健康意識と行動からヘルスケアインサイトを把握し、生活者視点で見た市場ニーズ/トレンドを明らかにする
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