米国時間7月14日に、Microsoft(マイクロソフト)がWindows 365(ウィンドウズ365)という名のクラウドPCサービスをリリースすると発表したとき、私は考え込んだ。Windows 365は、仮想のWindowsビジネスデスクトップをクラウド上にパッケージ化したものだが、今回の発表を別の角度から考えてみると、以前からなにかと話題になっていた、軽量なクラウドベースのWindowsバージョンの始まりを告げるものかもしれない。
はっきりさせておくが、今回の「クラウドPC」の発表は、ハードウェアとはまったく関係がない。これは、Windowsデスクトップを完全に仮想化してクラウドに移し、どこからでも実行できるようにしたもので、WindowsデスクトップPCのレプリカをクラウド上に提供するものだ。しかし、その考えを少し拡張して、Office(オフィス)アプリケーションとともにMicrosoft 365を低価格のPCに入れてしまい、Edge(エッジ)ブラウザを第1手段としてコンピュータとやり取りするとしたらどうだろう。こうすれば、Chromebook(クロームブック)スタイルのコンピュータと直接競合することができるようになるわけだ。
これは、Google(グーグル)が10年以上にわたってChrome(クローム)やChromebookで行ってきたことだ。パートナーと協力して低価格のハ
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マイクロソフトの「クラウドPC」はChromebookのような低価格ハードウェア誕生につながる?
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