紀里谷和明に問い詰められた結果、僕たちが「まわりの目を気にする必要がない」本当の理由がわかった
「いま日本では、“頑張って行動する人たちと、それをバカにするヤツらの内戦”が起きてる」5年前、映画『ラスト・ナイツ』をハリウッドで監督された際、インタビューでそう語っていた映画監督・紀里谷和明さん。「ここ10年くらいに起こった日本の衰退は、“ヤツら”のほうに耳を傾けすぎてしまったことによる衰退」とも仰っていましたが、たしかに今って、「頑張って行動する」のが少し恥ずかしいことのような空気もある気がします。「何頑張っちゃってんの」みたいな言葉もよく聞くし、自分自身もそんな目線で人のことを見てしまったことがあるような。そこで今回、「“頑張って行動する人たち”がこの内戦に勝つには、どうすればいいか」というテーマで取材をしたのですが…取材序盤から筆者が質問攻めにあう思わぬ展開に。紀里谷監督が質問攻めをした真意とは…? ぜひ最後までお楽しみください。〈聞き手=サノトモキ〉出典 KIRIYAPICTURES【紀里谷和明(きりや・かずあき)】1968年生まれ。映画監督・写真家。Mr.Children、宇多田ヒカルなど数々のアーティストのジャケット撮影やミュージックビデオ、CMの制作など幅広く活躍。映画監督として、『新造人間キャシャーン』(2004)、『GOEMON』(2009)、『ラスト・ナイツ』(2015)を制作取材開始、と思いきや…サノ:紀里谷さんはしばらく前のインタビューで、「“頑張る人達と
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