コロナへの対応に、各国や日本国内各県で違いが出ているという報道を見て、何がその理由なのか考えていた。政治制度設計やリーダーの資質ということもあろうが、文化の違い、ということも大きいように思う。文化とは何か。結論、暗黙の行動規範が”文化”なのだろうと考えている。では、文化とはどう生まれ、育まれていくものかということに興味がある。企業人事として大きな持ち場でもある。M&Aや組織統合、分割などに関わった経験から、ハード面での事前DD〜統合PMI(資産評価や各種ガバナンス規定や業務プロセス統合など)についての知見はある程度確立されているものの、ソフト面(統合後の社風統合、働く人のモチベーション確立、異分子の包摂、イノベーション誘発など)については、統合された理論や知見がないと感じる。正確に言えば、ソフト面のPMIについては理論があっても原論・定石なので、現実で出てくる問題は全て「応用問題」なのだ。定石に照らして考え抜くが、情と理の間で、もしくは計画と実行の間で矛盾や乖離が常に生じてしまうところを、なんとか必死に納得解を導き出して前進していくしかない。絶対的な解などそもそもない。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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企業風土、組織カルチャー的なもの
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