【編集部注】本稿はSophia Wood(ソフィアウッド)氏による寄稿記事だ。同氏はMagma Partnersのベンチャーパートナーで、英語でラテンアメリカのテックニュースを配信するLatAm Listの共同創設者でもある。
コロナウィルスの影響に備え、世界中で都市と資本の動きがロックダウンされる中、ブラジルのスタートアップたちは今も変わらず国際的な注目を集めている。今月、3件の大型買収がラテンアメリカのテックニュースに大きく取り上げられた。いずれもこの地域で最大の国に起きたことだ。投資が徐々に衰えを見せる中、これらの買収によって、ラテンアメリカにおけるスタートアップのエコシステムの流動性がいくらか高まるのではという期待が生まれている。
今月の初め、ブラジルの不動産リーダーであるGrupo ZAPが、クラシファイド広告プラットフォームとして現地の不動産マーケットでの地位確立を目指すOLXブラジルに6億4000万ドル(688億3000万円)で買収された。この買収によってOLXは、4万件の代理店と個人から集まる1200万件以上のリスティング広告を同社の顧客に提供できる。
Grupo Zapは2017年12月、不動産レンタルプラットフォームのVivaRealと合併し、事実上国内最大の不動産ポータルとなった。それぞれのブランドは個別に運営されてきたが、合計で月間4000万件を超えるアクセ
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