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米株式市場で初のサーキットブレーカー発動、S&P 500が7%安で自動的に15分間取引停止

世界では新型コロナウイルスへの懸念が引き起こした混乱が続いている。
3月9日朝、米国の株式市場ではS&P 500の下落が7%に達したために、いわゆる「サーキットブレーカー」が落ちた。これは市場の混乱を避けるために組み込まれた自動的な取引停止システムだが、実際に作動したのは今回が初めてだ。
寄り付きから市況は売り一色だった。取引開始後数秒でダウは872.42ドル(3.37%) 下げて2万49992.36ドル、S&P 500は、193.41ドル(6.51%)下げて2778.96ドル、Nasdaqは90.16ドル(6.96%)下げて1205.58ドルとなった。
S&Pがさらに下落して7%に届いためシステムは自動的に15分間取引を停止した。S&P指数でサーキットブレーカーを落とす場合、7%の下落で15分間の停止、13%でさらに15分間延長、20%で終日停止となる。取引開始の鐘がなって30分後にはダウは6%割り込んで1571.87ドルとなった。

Trading halted on Wall Street for 15 min as first circuit breaker is triggered following 7% drop. Next circuit breaker goes into effect at a 13% drop, followe

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