昨日、Slackの共同創業者でCEOのスチュワート・バタフィールド氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルが主催したWSJ Tech Liveイインタビューを受けた。このとき「Microsoft(マイクロソフト)はSlackを存在を脅かすライバルとみているのだろう」と強い言葉で批判した。
バタフィールド氏はWSJのジェイソン・ディーン氏にマイクロソフトが6月に公開したグラフについて質問された。このグラフはSlackがいわゆる「静粛期間」(上場を控えて情報提供を控える期間)中に同種のビジネスチャットであるMicrosoft Teamのユーザー数の伸びをSlackと比較したものだ。
それによればMicrosoft TeamsのDAU(1日あたりアクティブユーザー)は130万人で120万人のSlackを追い越していた。バタフィールド氏はこのグラフに不快な驚きを感じたらしい。
ソース:Microsoft
バタフィールド氏はWSJのジェイソン・ディーン氏にこう述べた。「『我々が静粛期間にあるというのにこんなグラフを公開するとはマイクロソフトはどうかしていた』というのが重要なポイントだ。(こんなことをするのは)誰かがバルマー以来だと言っていたが、私に言わせればビル・ゲイツ時代の末期以来だ。彼らはSlackを存在に対する脅威とみているのだろう」。
時価総額が1兆ドルを超えるマイクロソフトと4億ドル
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