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MITメディアラボというビジネスモデル

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伊藤穰一JoiさんがMITメディアラボの所長を辞任しました。ブラックな筋から資金をラボが受けたことが原因とされます。
世界のトップ機関の長を張る日本の星であり、ぼくらITやビジネス界の誇りであるだけに残念です。
ぼくは事案について詳しくは存じ上げません。
20年ほど前に客員教授をしていましたが、その後コミュニティから離れているため、本件を巡る現場の空気も吸っていません。
ただ、この騒動は、MITメディアラボがいかなる怪物的な存在かを、改めて思い起こさせました。
Joiさんに期待されていたのは集金です。ぼくが最も尊敬する人物の一人、わが師匠、メディアラボ設立者ニコラス・ネグロポンテさんの後の所長が長く続かなかったのは、その機能が弱まったからと見ています。
メディアラボはMITから半ば独立する形で世界中から資金を集めて設立されました。当時、調子のよかった日本が1/3の資金を拠出しました。ネグロポンテ師匠の集金力です。
集めた資金はラボにドンブリで入り、各教授に配分されます。その仕組みがラボの支柱です。
年2回開かれるスポンサー会議では、世界中の出資者がラボの成果を厳しく叩き、教授たちは競争にさらされ、プレッシャーを受け続けます。評判が低いと、クビです。
ただ、スポンサーの多くは知財などの直接の研究成果を求めるというより、ラボのスポンサーであるというブランド・コミュニティに魅力を感じて

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