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目立たなくなった総合商社

経済ニュース
一昔前、総合商社(Sogo-Shosha)は日本語が英語になった単語の一つとしてよく知られていました。私が就活をする頃の話ですからはるか昔です。その頃商社に対するあこがれはその後の金融機関への人気とは別格のものがありました。私が所属した大学の貿易ゼミは商社への就職者を相当数出す有名ゼミで同期も有名商社に何人も入っていきました。
(写真AC:編集部)
そんな私も商社を意識した卒論で「東西貿易」(当時のソ連、東欧と資本主義国間の貿易)をテーマに研究していました。就活の際、ある専門商社の最終面接前にゼミの教授宛にその商社の人事部から問い合わせの電話。「『この学生はアカですか?』と聞かれよ」と教授が笑いながら教えてくれました。当時、ソ連や東欧を一人でほっつき歩いている学生なんていなかった時代です。
その頃の商社マンは世界の隅々、辺境地まで足を運び、情報をゲットするという点でユダヤ、中国華僑、日本の商社マンは命知らずの三大ビジネスマンと言われていました。山崎豊子の「不毛地帯」あたりの影響も大きかったのでしょう。イラン石油開発という国家プロジェクトにまい進する男のロマンは強烈な印象でした。あの頃は商社と共にプラント会社が日本の誇りで巨大装置を地の果てに作り上げる様子は「格好いい!」と思わせたものでした。今、プラント会社はすっかり斜陽になってしまいました。
さて、商社において情報がビジネスになっ

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