この星の上には広大な海がある。だが私たちはその底に何が横たわっているのかをよくは知らない。だがそうした状況もOcean Discovery Xprizeコンペティションの中で生み出された船や技法によって変わるかもしれない。この国際コンペティションでは複数のチームが、海底を素早く、正確に、そして自律的にマップするために競い合った。勝者は400万ドル(約4億3000万円)を手にした。
海のマップはもちろんそれ自体でも価値がある。しかし、それを作り出すために使われた技術は他のさまざまな用途に利用することができる。海面下数千メートルの片隅に、どんな生物学的あるいは医学的な発見の可能性が隠れているかは、誰にもわからないことだ。
このシェル主催のコンペティションは、2015年に始まった。究極の目標は、数百平方キロメートルの海底を、5メートルの解像度で1日以内にマッピングできるシステムを構築することだ。おっと、それから全ての機材は出荷用コンテナに収まる必要がある。参考までに言うなら、既存のシステムは、こうした要求を満たすことはできず、また非常にコストがかかる代物なのだ。
しかし、課題の難しさが参加者たちの士気をくじくことはなかった(この種のコンペティションではよく見られることだ)。それは単に彼らを奮い立たせただけだったのだ。2015年以降、参加チームたちは自らのシステムに取り組み、そのテストのた
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自律海底マッピング技術コンペの勝者が4億円超を獲得
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