ファシズムと共産主義と絶対王政
世間で誤解されがちだが、ファシズムの生みの親は共産主義(社会主義)である。ファシズムというとアドルフ・ヒットラーがすぐに連想されるが、ファシズムにおける先駆者はイタリアのベニート・ムッソリーニである。
1933年、ヒトラーとの会談に臨んだムッソリーニ(Wikipediaより:編集部)
ムッソリーニは元々イタリア社会党の党員であり、ロシア革命の立役者ウラジーミル・レーニンに「イタリア社会党に欠かせない優秀な人物」と絶賛されていた。
しかしムッソリーニは、社会主義・共産主義に物足りなさを感じ、彼自身の手によって「改良」された結果生まれたのがファシズムである。
計画は役に立つか
共産主義(社会主義=ファシズム)、そして絶対王政国家に共通したやり方が「計画」である。「偉い人」が神のごとく「計画」したことには間違いが無いから「計画」の仰せに従えばよいというわけだ。
しかし、世の中に神のような完璧な人間がいるはずもなく、それどころから人間の能力には大差が無いから、誰がやっても完璧な計画はありえない。ところが共産主義者、ファシストが支配する国では「偉い人は正しい」ことが前提になっているので、計画が間違っていた場合、現実を(間違っているはずが無い)計画に合わせるという奇妙なことが行われる。そして、それを「おかしい」と批判する人々は粛正されるわけだ。
ただし、計画には
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