空港で大ヒット! ガチャビジネスがインバウンドにウケる理由
海外から日本への観光客数は、オリンピック開催の2020年までに4000万人の政府目標に向け、インバウンドビジネスもますます盛り上がりを見せています。
そんな中、電通テックとタカラトミーアーツが展開するガチャブランド「パンダの穴」が手掛ける「JAPANESE CAPSULE TOY GACHA」が外国人観光客の間で大ヒット! 通常の3~5倍を売り上げ、メディア取材も殺到、海外でも「パンダの穴」のイベントが行われるなど、その勢いは止まりません。
なぜこれほどの人気を集めたのでしょうか。前編に引き続き、「JAPANESE CAPSULE TOY GACHA」の仕掛け人である、電通テックのシニアクリエーティブディレクター飯田雅実氏に聞きました。
飯田雅実氏(電通テック シニアクリエーティブディレクター)
外国人観光客の心をつかんだ「アイデア」と「デザイン」
子どものチープトイというイメージを払しょくして大人たちが反応したり、SNSで拡散されたりしたのは、クオリティーの高さが評価された結果だと考えています。そこは制作会社である電通テックの「ものがつくれる」という強み、「アイデア」と「デザイン」の力を最大限に活用しました。
・ヒットキャラを生み出すアイデアの力
われわれはキャラクターを持っていなかったので、何をつくるかということが一
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