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児童虐待と保育など

石破 茂です。
「あしたはできるようにするからもうお願い許して」「遊ぶってあほみたいやからやめるのでもう絶対やらないからね」
やや旧聞に属することで恐縮ですが、このような文章を遺して亡くなった船戸結愛ちゃん(当時五歳)は、逮捕された義父の船戸雄大容疑者に午前4時から平仮名の練習を強要されていたと報じられています。死亡時の体重は12.2キロ、言いようのない痛ましい事件でした。
これに対して、各都道府県に設置されている児童相談所の機能を強化するとともに、警察との連携を強化すべきとの対応策が検討されていますが、同時に保育園を活用したシステムを構築することもまた必要です。
2015年から始まった「子供子育て支援制度」では保育の要件が変わり、保護者の従来のフルタイム就労にパートタイムも追加され、更に「虐待やDVの恐れがあること」も加わりました。虐待やDVが明確でなくともよく、保護者が育児に困難を感じていれば預けることが出来るようにも明示されました。ガイドラインは「保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの相談に応じ、保護者の支援に努めていくこと」と定めており、保育所が担う役割が変わったことを現場に周知しなくてはなりません。
その場合、保育所が必要以上に保育時間などを厳格に管理したり、上から目線の「親教育」に偏ったりしてはかえって親を追い詰めてしまうことにもなりかねません

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