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シカゴから戻って1週間:標準療法と個別化医療

経済ニュース
目が回るほど忙しい日が続いている。「シカゴ便り」でなくなることを契機にブログをどうしたものかと悩んでいたが、昨夜、食事をした友人から、「中村先生は、人が言いたいことを、よくあれだけズケズケと言えますね。他の人は怖くて言いたいことが言えないのですよ。でも、ブログを読んでスッキリしている人がたくさんいると思いますよ」と言われた。
そして、昨日の朝に、以前から相談を受けていた19歳のがん患者さんをお見舞いに行って(様子を見に行って)来た。直後に、お父様から連絡をいただき、感謝の言葉を頂いた。電話の向こうで泣いている様子が伝わり、私ももらい泣きしてしまった。少しでも多くの患者さんに希望を提供することが重要だと思い、これからもできる範囲で情報を発信していくことに決めた。もちろん、最終的なゴールは希望を提供するだけではない、希望を現実にすることが私の人生の目標だ。
日本に戻って1週間、もっとも辟易としているのが、標準療法を金科玉条のように唱える人達と接する時だ。旧来の抗がん剤による治療は、極端な言い方をすれば、1000人ずつのがん患者に薬剤Xと薬剤Yを投与して、統計学的に有意差を検証する形で標準的治療が確立されてきた。例えば、患者さんの半数が死亡した期間が、薬剤Xが6ヶ月で、薬剤Yが8か月と伸びて、しかも、統計学的解析でP値が0.05や0.01を下回ることによって、薬剤Yが推奨され、それが標準

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