ドイツのシンクタンク、メルカートア中国問題研究所(Mercator Institute for China Studies )とベルリンのグローバル・パブリック政策研究所(GPPi)は5日、欧州での中国の影響に関する最新報告書を発表するが、それに先立ち、独週刊誌シュピーゲル(電子版)は3日、そのさわり部分を紹介した。主要テーマは欧州で中国の影響がここ数年急速に拡大してきたことだ。
▲シルクロード経済圏構想「一帯一路」の地図(ウィキぺディアから )
同報告書によれば、欧州でのロシアの影響はフェイクニュース止まりだが、中国の場合、急速に発展する国民経済を背景に欧州政治の意思決定機関に直接食い込んできたという。報告書は「中国は欧州の戸を叩くだけではなく、既に入り、欧州連盟(EU)の政策決定を操作してきた」という。この場合、中国企業のドイツの先端技術の取得といった経済スパイ、知的所有権の侵害問題ではない。政治的影響だ。
中国の習近平総書記(国家主席)は昨年秋の共産党大会で権力基盤を一層強化し、シルクロード経済圏構想「一帯一路」などで覇権主義的な動きを強めてきた。そして欧州ではその政策決定を操作するまでにその影響力を拡大してきたが、欧州の政治家たちはそれにまだ気が付いていないという。
報告書作成者の1人、クリスティン・シー・クッファー(Kristin Shi-Kupfer)女史は、「ロシアよ
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中国の覇権が欧州まで及んできた
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