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1万年単位で考える原発リスクは無意味

経済ニュース
伊方原発(Wikipedia:編集部)
新聞論調は現実的な提言を
四国電力の伊方原子力発電所3号機(愛媛県)について、広島高裁は運転差し止めを命じる決定を下しました。「1万年に1度程度の破局的な噴火が起きれば、噴出物の大量飛来、火砕流の到達する可能性はゼロではない」との見解を示し、広島地裁の決定を覆しました。
原発訴訟で問題にされる噴火は、「12万年前から現在まで、9回の破局的噴火が確認」、「7300年前に鹿児島県の鬼界カルデラが破局的噴火の最後」、「1万年に1度の頻度なのだから、対応を強化すべきである」などです。「1万年に1度とはねえ」です。
「1万年に1度」は確率の問題であり、「1万年先ことまで考える」とは、違うにしても、気の遠くなるような時間軸です。人類の文明はおろか人類自身が存在しているかどうかも、想像の彼方です。こんな問題意識で議論を空転させるより、原子力エネルギーの比率が現実問題として、下降線をたどることへの対策を議論すべきです。
もう一つは、破局的噴火への対応策はあり得ないことです。日経社説は「噴火対策に高裁が憂慮を示した点は重く受けとめるべきだ」と言います。では、「重く受け止めて、その先、何をせよというのか」聞きたいですね。「滅多にないといって対策を取らなければ、取り返しのつかない被害を招くというのが、福島原発事故の教訓だ」(朝日社説)も、そこまでいうのなら、「原発

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