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結局、トランプのアメリカとは何なのか?

経済ニュース
来日時には安倍首相とゴルフも堪能したトランプ大統領(首相官邸サイト:編集部)
アメリカのトランプ大統領が来日した。僕は、このドナルド・トランプという人間に対して非常に興味を持っている。いや、もっといえば、彼を大統領に選んだ、アメリカという国に興味を持っているのだ。
最近、在米でジャーナリストの高濱賛(たかはま・たとう)さんが書いた、『結局、トランプのアメリカとは何なのか』という本を読んだ。あれほどメディアの非難を受け、とんでもない逸話ばかり聞くのに、なぜトランプ大統領が失脚しないのか――。この本は、ずっと持ち続けていたこの疑問に、まさに答えている。
まず、高濱さんは、「トランプ氏は、当初、貧富の格差や大量移民流入に対する、一部、白人中間労働者層の怒りや不満を煽ることで、反体制一本槍の選挙戦を続けていた」と語る。そんなトランプが掲げたのが、「アメリカ第一主義」「移民禁止」などであった。そして、「選挙戦が進む中で、現状に対する不満や憤りが、白人層へと裾野を広げ、ある種の『世直し運動』」になったというのである。
この「世直し運動」とは、すなわち「反オバマ運動」だという。「今の社会が悪いのは皆オバマのせい」であり、やはり白人大統領がいいという感情である。
背景には、人種の問題もあった。1960年代、アメリカの人口は、白人が97.5%を占めていた。ところが、黒人、アジア系、さらにそのほかの国

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