「データ」×「人の手」で 心に届くアウトプット
デジタルマーケティングとクリエーティブの幸せなブリッジ
データを使ったデジタルマーケティングが主流になっている。
だが、データ分析が高度化しても、「人の手」をうまく加えなければ、心に届かないアウトプットになる。では、どうやって人の手を加えればよいのだろうか。
今回、デジタルマーケティングに関わる電通デジタルの魚住高志氏が、そのテーマのもとに対談を実施。相手は、電通のクリエーティブ・ディレクターで、著書『「言葉にできる」は武器になる。』がベストセラーとなった梅田悟司氏。人の内なる声を言語化するスペシャリストであり、実はマーケティング出身の梅田氏は、この問題をどう捉えるのか。
2人でデジタルマーケティングのこれからを考えていく。
(左から)魚住高志氏、梅田悟司氏
データ分析に求められる「共有項」とは
魚住:「ビッグデータ」が定着したように、データを分析する技術や人材はそろってきました。ただ、それを最後のアウトプットにつなげる際、データ分析と制作サイドのブリッジがうまくできていないと感じています。膨大なデータを解釈して、どうアウトプットすればよいのか。それを考えたいと思います。
梅田:僕も最初はマーケティング畑からスタートして、クリエーティブに移りました。広告制作に関わる人は、クリエーティブも含めデジタルマーケティングから逃れる
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