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ただ同然で買える稀覯本

経済ニュース

文化勲章を受章している経済学者の根岸隆東京大学名誉教授の本に、『経済学のタイム・トンネル』(1984年 日本評論社)というのがある。そこに、川口弘の『ケインズ経済学研究』(1953年 中大出版社)が「古本屋のリストにでることも滅多になく、品がないから値段もつかないというたいへんな稀覯本」として紹介されている。
なんと、私は、この『ケインズ経済学研究』を所有している。稀覯書として高値で買ったのではなくて、ある古書店の雑書の山から、ただ同然で掬い上げたのである。根岸先生がいうとおり、「品がないから値段もつかない」のであって、値段がつくときは、稀覯書だからといって、高価とも限らないのである。
他方で、根岸先生は、「実は、私が購入した本はいつの間にかどこかへいってしまい」という事情があって、この本を探していらしたようだが、「大学の図書館にもなく」というほどの本でもあり、結局、古書店で入手されることはなかったようである。
市場原理というのは、買い手が高い価格を提示することで、商品が誘い出されてくることを前提にしている。根岸先生も、それなりの価格を払う用意があったはずだが、この本の場合には、市場に商品が存在せず、その潜在価格情報が機能しなかったのである。
しかし、現に私が古書店で入手したのだから、市場に商品がないとはいえない。事実は、根岸先生が紹介している著者の川口弘自身の言葉によれば、15

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