原子力が本格活用され始めた1970年代、日本最大のエネルギー源は火力発電にもガソリンにも使われる石油だった。ところが大油田の多い中東での戦争をきっかけに石油の値段が急騰し、世界は大混乱に見舞われる。資源に乏しい日本は輸入原油、特に中東産に頼ってきたため、企業も家庭も大打撃を受けた。石油の供給源を失った太平洋戦争の悪夢がよみがえった。 ただ、危機を教訓に変え、エネルギー源の多様化や省エネの推進に生か
Source: グノシー経済
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エネルギー小国日本の選択(8)石油危機、エネルギーに対する意識の高まり
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