マーケティングの用語、コアコンピタンスの意味を解説していきます。
コアコンピタンスとは企業が持っている「強み」のことで
他の企業にはない本質的なものを指します。
日本語にした場合、コアコンピタンスは
「競争優位要因」と訳すことができる言葉になります。
マーケティング戦略や経営戦略を構築していく上で
コアコンピタンスは非常に重要な概念になります。
コアコンピタンスとは3つの条件を満たす自社の能力・強みのこと
コアコンピタンスは経営学者のゲイリー・ハメル、
そして元ミシガン大学ロス経営大学院教授のC・K・プラハラードが
共同で1994年に発表した「コアコンピタンス経営」の中で定義された
自社の能力・強みのことを指す言葉です。
コアコンピタンスは特に日本企業の「強み」について研究されていて
ホンダのエンジン技術、ソニーの小型化技術、シャープの液晶ディスプレイの技術、
これらがコアコンピタンスの具体例となります。
コアコンピタンスは一般的に企業の持つ強み、
他社が持っていない本質的な強みのことを指しています。
また、コアコンピタンス経営の中では、
コアコンピタンスの定義として、
3つの条件を満たしていることが挙げられています。
以下がコアコンピタンスの3つの条件です。
コアコンピタンスの条件1:企業だけでなく顧客にも利益をもたらす
企業が短期的ではなく、何十年という長期的な経営を見据える
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