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『勉強の哲学』そもそも勉強ってなんだろう?

経済ニュース

人材マネジメント論的に言うと、教育と人材育成は違う。成長と育成も違う。無意識に使っている言葉には明確な意味の違いがある。その違いに対して丁寧に向き合うのか、無頓着かによってその人の姿勢が問われる。それは学生、学者の世界はもちろん、実務家の世界だって本当はそうだ(いや、むしろ、普段のビジネスにおいて、丁寧に使い分けているはずなのだが)。
それにしても、「勉強」という言葉は厄介だ。人によって、想像する分野ややり方がまったく異なる。例えば真面目な女子大生が「勉強」という言葉から、大学のゼミや各科目の課題に取り組むこと、TOEIC対策をすることだったりする。意識高い系ビジネスパーソンにとっての「勉強」はSNS上で経営者がオススメするビジネス書を読み漁ることだったり、普段の業務に役立つプレゼンテーションやデータ分析の技法を身につけることだったりする。しかし、この「勉強」を否定するわけではないが、これだけを「勉強」だと捉えているとするならば、人生の楽しみを放棄しているように思える。

勉強の哲学 来たるべきバカのために [単行本(ソフトカバー)]
千葉 雅也
文藝春秋
2017-04-11
既にベストセラーになりそうな勢いで売れている、気鋭の哲学者千葉雅也氏による『勉強の哲学』(文藝春秋)は、勉強に関する見方を根本的に変えてくれる本だと言えよう。いかにも、人文系の本や、この春、大学に入

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