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【映画評】恋妻家宮本

経済ニュース



「恋妻家宮本」オリジナル・サウンドトラック [CD]


子どもが独立し、結婚25年目にして夫婦二人だけの生活になったことで困惑する宮本夫妻。中学教師の夫・陽平は、ある日、妻・美代子側の記入欄がきっちりと記載された離婚届を見つけてしまう。激しく動揺するが妻に問いただす勇気もなかった。悶々としていた陽平は、趣味の料理教室の仲間や学校の教え子と関わる中で、家族や夫婦の在り方を見つめ直すことになる。そんな中、突然、美代子が家を飛び出してしまう…。
子どもが独り立ちした熟年夫婦の危機をコミカルに描く「恋妻家宮本」。原作は重松清の小説「ファミレス」だ。主人公の夫婦は、ファミレスでの合コンで知り合うが、ファミレスはことあるごとに象徴的に登場する。ちなみに夫の陽平は優柔不断な性格で、ファミレスに行くと、メニューが多すぎて、自分が食べたいものを注文することができないダメ人間だ。中学教師だが、生徒からも軽く見られている。それでも陽平は、自分は決して悪い人間ではないし、浮気もせず、勤勉に働き、給料もきっちりと妻に渡す真面目な人生を送ってきたので、夫婦には何の問題もないと安心していたのだ。そこでみつけた離婚届は、彼にとっては爆弾級の驚きだったに違いない。
料理教室の仲間や、生徒たちなど、それぞれ個性的なのだが、映画全体は、ぼんやりとした印象だ。だがその“ぼんやりした感じ”は欠点ではなく、

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