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「問題は英国ではない、EUなのだ」

経済ニュース

ソ連崩壊やリーマンショック、アラブの春、ユーロ危機、そして今回の英国EU離脱(ブレグジット)を予言した人口学者のエマニュエル・トッドの著書「問題は英国ではない、EUなのだ」を読んで今後のポンド/円がどうなっていくかのヒントを得たいと思います。
(1)なぜ英国はEUを離脱したのか?
まず、整理するために今一度、なぜ英国はEUを離脱したのかを振り返ってみます。著者によれば英国は移民問題でEUから離脱したのではなく、それ以上に議会の主権をEUではなくロンドンの手に戻すためだったと分析しています。
英国議会の主権回復こそ離脱の動機・・・(省略)・・・国民投票でも出口調査によれば、EU離脱の第一の動機は移民云々ではなく、イギリス議会の主権でした。イギリス人にとって政治哲学上の絶対原則は議会の主権にあるのですが、EU離脱を選択するまでイギリス議会は主権を失っていたのです。
(2)なぜ、EUが悪いのか?
イギリス議会に主権を取り戻すためにEUを離脱したのは理解できましたが、では具体的にEUのどんな点が悪かったのでしょうか。著者によれば「不安定」なドイツがヨーロッパのイニシアチブを握っているからだと言います。確かにEUはメルケル首相率いるドイツの一強社会となっています。ではなぜ、一見して成功しているように見えるドイツが不安定なのでしょうか。
「経済」だけを見てはいけません。「人口」面で大きな問題

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