従業員の「好き」を力に、企業文化を変革する
近年、グローバル化やデジタル化が急速に進み、コロナ禍によってリモートワークが普及するなど、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。これらの変化を背景に、「企業文化」の変革に取り組む企業が増えています。
本記事では、ウェルビーイングを第一線で研究し、さまざまな企業経営にも携わる予防医学研究者の石川善樹氏と、国内電通グループ約150社で構成される「dentsu Japan」のチーフ・ブランディング/カルチャー・オフィサーの吉羽優子氏が対談。企業文化の変革において、社員の自発的な「好き」を起点に発展させていく有用性について語り合いました。
石川善樹氏:予防医学研究者。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。
吉羽優子氏:dentsu Japan チーフ・ブランディング/カルチャー・オフィサー、電通 執行役員(ブランディング/カルチャー)。電通入社後、多岐にわたる領域を経験し、現職。
経営者は、なぜ企業文化を変革したいと考えるのか?
吉羽:私は、国内電通グループのカルチャーの醸成というミッションを担っています。今回、石川さんとの対談で、企業文化の変革についてヒントが得られれば良いなと思って
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