高校商業の教科書では、マーケティングを**「売れる仕組みをつくること」**と定義している。でも、この定義だけだと、ビジネスの入り口に立つ高校生はどうしても「マーケティング=宣伝や広告」と考えがちになる。しかし、この考え方のままビジネスを始めると、次のような悪循環に陥りやすい。広告費をかけて商品を知ってもらう→ でも、十分なサービスを提供できず顧客満足度が下がる→ リピーターがつかず、新規顧客を集めるためにさらに広告費をかける→ 結果、広告に依存し続けるビジネスモデルになり、利益が圧迫されるこうして潰れていく会社は、実際にたくさんある。(楽天とか、まさに今そんな状態じゃない?……というのは心の声。)これは、もしかするとマーケティングの定義そのものに原因があるのでは?もし、マーケティングの定義を「“持続的に”売れる仕組みをつくること」に変えたら、ビジネスの考え方も変わるのではないだろうか?例えば、星野リゾートのように「広告ではなく、顧客体験を最大化することで自然と売れる仕組みをつくる」ことがマーケティングの本質なら、もっと多くの企業が持続的に成長できるはず。マーケティング=「売れる仕組み」ではなく、「持続的に売れる仕組み」。このたった一言の違いが、ビジネスの未来を大きく変えるかもしれない。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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