AIを超越した優秀な女性デザイナー・起業家、大河内愛加さん
丹後ちりめん、化繊でワンピ アパレルのレナクナッタ - 日本経済新聞京都の伝統工芸品である丹後ちりめんの生地を使ったワンピースや羽織が注目を集めている。デザインしたのは伝統産業とコラボするアwww.nikkei.com レナクナッタは2016年設立の新興ブランドで、以前より「(作ら)れなくなった」生地や技術を生かして製品を作るというのがブランド名の由来だ。自社サイトやクラウドファンディングを通じて販売している。これまでに西陣織や久留米絣など約10の伝統工芸とコラボしてきた。ブランドを運営するDodiciの大河内愛加代表(33)は単に完成品を売るだけでなく、伝統工芸の素材や技術の発信にも力を入れる。職人との対談をSNSで発信したり、生産工場のツアーを開催したりしている。「伝統工芸の価値を理解してもらった上で買ってもらいたい。(価値を伝えることで)むしろ思ったよりも安いと反応してもらえる」と話す。大河内氏は15歳のときに家族とともにイタリアに移住し、現地の大学に進学した。卒業後に一度は就職したものの、ものづくりがしたいという思いがあった。当時ファッション業界の知識は全くなかったが、思い切ってファッションブランドを立ち上げた。せっかく製品を作るなら社会に貢献したい――。そんな思いを抱えていたときにイタリアで使われなくなった生地の在庫に目を付けた。日本の着物の生地と裏表で縫い合わせたリバ
コメント