【特別会談】これからのコンテンツビジネスと、“その先”
日本のコンテンツは国内だけでなく世界からも注目を集め、今や国を代表する産業の一つとなっています。その市場規模は世界第3位、産業輸出額は4.7兆円に達し、鉄鋼産業や半導体産業に匹敵する規模です(※1)。さまざまな動画プラットフォームが生まれ、データマーケティングも進化もしているなか、改めてコンテンツがもつ価値とは何か、また、コンテンツビジネスの発展に必要なものとは何か。ビデオリサーチの石川社長をモデレーターに、TBSテレビの龍宝社長、dentsu Japanの佐野CEOの両氏が語ります。
この記事は、11月27日(水)に開催されたVR FORUM2024「コンテンツから拡がる“その先”へ」のセッション1をもとに編集しています。
TBSテレビ:「Tele Visionから、Timeless Valueへ」
コンテンツの拡張
石川:コンテンツビジネスというところに焦点を絞って、まずは、各社の取り組みからご紹介いただきたいと思います。まずはTBSテレビの取り組みについて、龍宝さんお願いします。
龍宝:「TVを強くする」。まずこのことを、皆さんとも共有したいと思います。これは今年TBSの社長就任時に社員に送ったメッセージですが、今まで私たちが取り組んできたTVというものではなくなってきている状態に、私た
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