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もう すんだとすれば

童謡「ぞうさん」の作詞をした、まどみちおさんが書いた詩の中に、「もうすんだとすれば」があります。もうすんだとすれば これからなのだあんらくなことが 苦しいのだ暗いからこそ 明るいのだなんにも無いから すべてが有るのだ見ているのは 見ていないのだ分かっているのは 分かっていないのだ押されているので 押しているのだ落ちていきながら 昇っていくのだ遅れすぎて 進んでいるのだ一緒にいるときは ひとりぼっちなのだやかましいから 静かなのだ黙っている方が しゃべっているのだ笑っているだけ 泣いているのだほめていたら けなしているのだうそつきは まあ正直者だおくびょう者ほど 勇ましいのだ利口にかぎって バカなのだ生まれてくることは 死んでいくことだなんでもないことが 大変なことなのだなんだかよくわからないけど、大切なことを言われている気がして、なんか、こころに漂っている、そんな詩です。一見、矛盾しているように見えることも、本質は繋がっていているかもしれない。「もうすんだとすれば これからなのだ」終わりは始まりであって、何かが完結したとしても、同時に新たなことがスタートしていたりする。「なんでもないことが 大変なことなのだ」当たり前の日常に、学びや気づきが山ほど隠されていて物事の本質は多方面から見ていく必要がありそうだよね。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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