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ため息428:「競合ブランドの塩漬け」戦術

後に「砂漠の嵐」作戦を実行した米国大統領の大統領就任式典に、米国製品の拡販に功績があったとして、日本の某鞄メーカーの創業者が招待されたことがありました。この会社の強みのひとつは豊富な資金力による「塩漬け」作戦だと、競合他社の営業マンは陰口をたたきます。この会社の「塩漬け」作戦は、自社の商売繁盛をねらった積極的な戦術です。例えば、無名の海外ブランドが日本でブレークしそうな情報を入手すると、すばやく、担当役員がブランドオーナーを訪問します。日本の大手企業であることを名乗り、「餅は餅屋に」といって、日本国内での独占販売権を獲得します。この戦略を、競合他社の営業マンは「競合ブランドの塩漬け」戦術と批判します。なぜ、悪口かというと、日本での流通に独占契約(排他的)を結ぶので、他社はこの新ブランドに手をつけられないからです。新ブランドが成功する確率は高くはありませんが、もし、ブレークしたときは、独占販売権がありそれなりに稼ぐことができます。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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