連合によると、2024年の春闘は賃上げ率が30年ぶりに定昇込みで5%を上回った。また、10月から最低賃金は過去最大の51円引き上げられ、全国加重平均は1055円と初めて1000円を超えた。物価高で実質賃金の低下が深刻さを増すなか、企業の賃上げへの取り組みは進んでいる。だが、賃上げは企業の利益水準を押し下げる。「人手不足」による倒産が過去最多をたどるなか、果たして今後も持続的な賃上げを維持できるのか。特に中小企業は「賃上げによるコストアップ」と「人手不足」の二つの経営課題で板挟みに苦しんでいる。
Source: ダイアモンドIT
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