高度経済成長期そして、20世紀の近代的工業化と著しく発展した日本経済を支えたのは企業でした。そして、その企業を支えたのは紛れもなく、そこで働く人たちです。当時は、経済は常に右肩上がりに成長していくものだと信じられ、また、現実にそうなっていた時代でもありました。結果的に、当時の人事制度の目的は、年功序列や終身雇用に代表される安定的な共同体としての労使関係の維持であったと言えます。しかし、現代は、良いモノを作れば売れるとも限らない、多様性、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性などのキーワードが飛び交う「先行きの不透明な」時代への変遷しております。更には、今後の日本企業は、外資の流入によるグローバル化が進むことで、より収益性を求められる欧米化に対応した経営が必要となってきます。また、人事面からすると、少子高齢化や労働時間の制限から人材不足も深刻な問題となってきます。経営を下支えするのが経営資源であり、その筆頭が、昔も今も、やはり、人材です。その意味でも、近年の人事的なキーワードとして、HRが定着しています。これは、Human Resourcesの略であり、単なる人材ではなく、人的資源を意味することとなります。 続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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