2007年にハーバードビジネススクールのグローバル戦略の大家、パンカジ・ゲマワット教授が書いた論文の日本語訳。ゲマワット教授は16歳でハーバードで応用数学の学士号を取得、22歳でビジネスエコノミクスの博士号を取得している。日本語版のタイトルは「コークの味は国ごとに違うべきか」、なんて新書か何かみたいな名前だが、原題は"Redefining Global Strategy"でがっつり難しいことを言っているw前提として、本書は2007年に原典が出版されているので、「グローバリゼーション」の姿が2024年の今とはまるで異なっている。当時は、グローバリゼーション=世界の差異がなくなる、と本気で唱えられていた。ゲマワットはこの考え方に異論を唱え、完全に国家間の差異が消滅したわけではない世界の状態を「セミグローバリゼーション」と捉え直し、戦略的にビジネスに取り入れるべしと主張する。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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