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Outbrain によるTeads買収、パブリッシャーに有益か? 不利益か?

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2024年のパブリッシャーは、可能なかぎりどこにでも収益機会を求めている。そうしたなか、広告収入を増やすことで最も名高いベンダー2社、アウトブレイン(Outbrain)とティーズ(Teads)は先ごろ、前者が後者を10億ドル(約1470億円)で買収すると発表した。
当初は予想外だったものの、発表の数日後に話を聞いたパブリッシャー2社は、買収により2つの大きく異なるビジネスが統合され、フルファネル広告販売のワンストップショップになることは、少なくとも短期的には自分たちの利益になるだろうとの見解を示している。
加えて、アウトブレインのクライアントがパフォーマンス志向であるのに対し、ティーズが連れてくるのは主にブランド広告主だと、ティーズの長年のクライアントである(パブリッシャーの)BDGで、セールスおよびレベニューオペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるジェシカ・スタッドホルム氏は話す。
合併が意味するのはオープンウェブの縮小
BDGは、自社サイトでのコンテンツレコメンデーションに独自のテクノロジーを使用しているため、これまでアウトブレインと仕事をしたことはないが、「(アウトブレインが)我々の収益を伸ばす可能性について検討しないのは馬鹿げている」とスタッドホルム氏は述べ、そのため、新たに合併するアウトブレイン側と仕事をすることが今後も「絶対にないとは言えない」

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