このところよく見かける記事の多くからは、コンシューマー向け新興企業のプライベートエクイティに対するの関心の弱まりが示唆されている。
アクシオス（Axios）は4月23日、キム・カーダシアン氏率いるSKKYパートナーズ（SKKY Partners）が資金調達に行き詰まり、3月下旬までに初資金として1億2100万ドル（約189億円）しか確保できていないという記事を掲載した。記事によると、目標額は10億ドルから20億ドル（約1564億円から約3127億円）だったという。アクシオスはSKKYパートナーズが資金調達に苦戦している要因（カーダシアン氏の時間に対する数多な要求に対する懸念など）のいくつかを指摘しているが、全体的に同社が「コンシューマープライベートエクイティに対するLPの関心の低下」に直面している点にも触れた。
また昨秋、カーライル・グループ（Carlyle Group）は「この分野での投資傾向がますます厳しくなっていることから」、コンシューマー分野への投資を重視しない決定を下したという文書を社員に送っている。
主な要因は収益低迷、インフレ、高金利
投資家や投資銀行関係者らによると、プライベートエクイティにおける最近の課題は、2020年と2021年に上場した多くのD2C新興企業の収益低迷に加え、継続的なインフレと高金利が原因だという。最終的な利下げによりM&A市場
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コンシューマー業界における プライベートエクイティ への関心の低下とその理由
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