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戦争で死んだ「日本の若者たち」の顔写真と、残された親たちの「あまりに悲痛な生の言葉」

私の手元に、一冊の古ぼけた本がある。表紙には『八尾市久宝寺地区戦没者記録集』とあり、A5判120頁ほど。奥付には「昭和46年11月20日発行 編集 久宝寺遺族会編集部 発行 久宝寺遺族会」と記されている。昭和46(1971)年といえば戦後26年、まだ戦没者の親世代の多くが存命だった。そんな時代につくられた、私の郷里である大阪府八尾市久宝寺(やおしきゅうほうじ・戦時中は市政施行前で、大阪府中河内久宝寺村)地区の戦没者214名の記録である。
Source: 現代ビジネス

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